腰痛セルフケアの話
どうも、大人迷子です。
他の方のブログでちょっと腰痛の話が出ていたので、個人的なこととして書いていこうと思います。
前提
素人判断は時に原因の正しい把握を遅らせます。
医者や整体で診断をして貰う、場合により適切な施術をして貰うことが最適解であるということは肝に銘じておきましょう。
原因を正しく把握した上でそれに応じたセルフケアを行うのが大前提です。
色々な原因
セルフケアがどーのと言いながら「医者か整体に行け」というのはどういう了見だ、と思うかも知れませんね。
勿論理由があります。
一口に腰痛と言っても実は原因は様々なのです。
当然原因によってケアの仕方も違う。
「腰痛なんだから腰が原因に決まってるだろう」
と言うわけにはいかんのです。
腰が痛いから腰をマッサージしておけ、では根治に至らないことはいくらでもあるし、最悪セルフケアではどうにもならないこともあります。
原因を「正しく」把握という表現をしたのはそのような事情です。
ケース1、筋トレをする
ざっくり言えば「姿勢が悪くなっている」ことが原因で腰痛に繋がっているパターン。
では何故姿勢が悪くなっているのか、と深掘りしてみると筋力不足・筋肉の衰えが原因のケースがあります。
主に腹筋や背筋を鍛える事で長期的に見れば軽快します。
場合によっては「腹筋と背筋のバランスが悪い」ということもありますので、どちらか一方だけやたらと鍛えるのは止めた方が良いでしょう。
なお、背筋はうつ伏せから上体を起こす昭和世代におなじみのやり方でも問題ないですが、腹筋の場合仰向けから上体を起こすやり方では効果が弱いのでプランクなど別のやり方をオススメします。
ケース2、柔軟・ストレッチをする
姿勢の悪さの原因が体の硬さからきているケース。
今回は個人的な経験に沿って、股関節或いは足首の柔軟性が低下し可動域が狭くなっている場合のケアを紹介。
まず股関節のケア。
仰向けに寝転んだ状態から、片側の膝を曲げてます。
そのまま円を描くように、可動域いっぱいに膝を回します。
上手いこと写真が撮れなかったんで下手くそな絵で失礼。
回している側の足以外は極力動かさないようにしながら時計回り、反時計回りどちらも、両足とも行います。
続いて足首。
足と反対側の手でつま先を持ちまして、
足首の可動域いっぱいに円を描くように回します。
やはり時計回り、反時計回りどちらも、両足とも。
10年以上前に本職の整体師の方と食事をする機会があったのですが、その時に教えて頂いた方法なので股関節由来であれば信頼のおける方法かと。
ケース3、酒を控える
内臓由来で腰痛が出るケースもあります。
そのうち、腎臓が原因の場合はアルコールの摂取でダメージを受けていることも考えられます。
飽くまで原因の一つではありますが、心当たりがある方は腰痛以外の体調不良に繋がることもありますので、少しお酒を控えてみるのはどうでしょう。
その他のケース
股関節以外の場所が原因で別のストレッチが必要な場合、腎臓以外の臓器由来の場合の他、ケガやぎっくり腰などの急性の場合や炎症、代謝異常やストレス等々、実に様々なケースがあります。
最初に申し上げたとおり、正しいケアは正しい原因の把握からです。
短期的には一先ずセルフケアで様子を見るというのも結構ですが、長引く不調や強い痛みなどのケースでは無理をせずに専門家に見て貰いましょう。
アナタの体は替えが利きません。
健やかな日々のためにも体は大切にしましょう。
まぁあれこれ言ったものの、自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。