20年前の君へ
どうも、大人迷子です。
20年ほど前の写真が出てきて、子供達に見せたらウケが悪くてちょっと悲しかったです。
そんな昔の写真を見て、20年という時間を考えるわけである。
20年、という重み
世の中の移り変わりの激しさをして十年一昔、なんて言ったりする。
この10年で、世の中色々変わった。
そして世の中よりはずっとミクロな話だが、10年前子供達が生まれていなかった事を思えば、我が家においても非常に変化に富んだ10年だった。
その倍、20年となれば言わずもがなだろう。
当時私は高校生で、携帯電話は(当時持ってなかったが)2Gの頃で、PSは無印で、Windowsは98SE で、ドラゴンクエストは6でファイナルファンタジーは8だった。
20年先の事なんて予想も出来なかったし、というか多分考えてもいなかったし、ただただ日々を馬鹿みたいに過ごしていたと思う。
20年前の写真
そんな、高校生だった頃の写真。
部活の夏合宿最終日に、他の部員とふざけ合って撮った写真だ。
ちなみに文化部です。
…何というか、振り返ってみてろくな事なかったなぁとしみじみ思う。
もうね、あの頃の記憶とか、丸ごとなくなっても全く問題ない。なんなら当時の出来事、事実関係ごとなかったことになっても支障ない。
そのくらい、スッカスカだったと思う。
当時はどうこう思ってなかったんですけどね。
…もっと青春したかった。
昨夜
まぁしんみりしても仕方ない。
折角なので比較のために昨夜の写真を。
言うまでもなく見栄を張って力を入れてます。
あの頃の自分はこれを見てどう思うだろうか。
近頃の私の振る舞いを見て何を感じるだろうか。
20年前の君へ
女の子にモテないとか彼女が出来ないとか気にしているかも知れませんが、君の人生において女の子にモテることはこの先も(少なくとも20年間は)ないので悩むだけ無駄です。
心配しなくても20代のうちには結婚して、子供も出来ます。
それと、20年前というと10年近く気付かないふりをしてきた事実からいい加減目をそらせなくなった頃ですね。
そうです、周りのほとんどの人間は別に君のことなんか好きでも何でもないし、なんなら興味もまったくといって良いほど無いです。それはこれから先の人生でも基本的に同じです。
でも、そうでない人が現れます。
そして、これから生まれてきます。
そんな時のために、まず自分を好きになることから始めなさい。
今は自分のことが好きでなくて、なんなら汚物みたいに思えるかも知れませんが、そもそも世の中自体大して奇麗でもないから問題ありません。
自分を好きになって、自分を好きでいてくれる人を好きになって、大切にしなさい。
そのうちに自分のことが好きじゃなかった事なんて忘れてしまうから。
……まぁ多分当時の私にこれを言っても「うるせー」で終わるんだろうな。
へこたれてたしなぁ。