知らないことをやってみるブログ

世の中には、知らないことが多すぎる。アラフォー妻子持ちがなんでもやってみようというブログ。

序・香水上手に使えるかな

他の方のブログで(その方は武術を嗜んでおられます)釵(サイ)の稽古をする話を読みました。
琉球古武術の武器で、昔趣味で芝居をしていた関係上使えもしないのに無駄に持っているんですが、先日リサイクルショップでこんな光景を目にしました。
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工具類の箱に一緒に入っていました。
店員が釵を知らなかったのかなんなのか。
まぁ真相は不明ですが。


どうも、大人迷子です。

これからの季節、汗の臭いが気になるところ。

まぁそういうのは制汗剤とかデオドラントと認識するのが正しいのかも知れないが、どの道アラフォーとしてはそろそろ加齢臭も意識すべきところだろうし、臭いを消すという方向だけでなく臭いを足すというようなことも嗜みとして覚えておいた方が良いのかなぁと悩んでいるわけである。
そんなわけで色々と調べてみよう。

香水の種類、超初心者版

根本的なところから知らなかったのだが、単に香水といっても狭義・広義である程度捉え方が異なりそうである。
賦香(ふこう)率という香料の濃度が最も高い「パルファン(パルファムとも)」のみが香水という考えもあれば、それよりも濃度の低い「オーデパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」も含める考え方もあるという。
香料の濃度についてはパルファンから順に30%以下、15%以下、10%以下、5%以下で、濃度が高いほど香り高く、香りの持続時間も長い。
男性用の多くはオードトワレで、パルファンになると基本的に女性用と考えた方が良さそうだ。
濃度が低い方が気軽に使え、初心者向きというイメージを感じた。

実はこの時点で「あっぶねぇ…」と思っていて、要は香水についての区別を全く知らなかったもんだから下手したらパルファンとか買ってたかも知れない。
「とりあえずやってみてから記事を書くか」みたいなノリで動くこともあるので、危ないところだったと言える。
今後も最低限は調べてから始めよう。

なお、濃度と分類の定義や、それぞれがどの程度香りが続くかなどはブランドによって差があるようなことも聞くので、参考程度が良いかも知れない。

香水の種類、補足

後述するが、基本的に香水は時間経過で香りが変化するようだ。
ただし、一定の香りが続くものも中には存在し、そういったものをアメリカ香水、対して香りの変化するものはフランス香水と呼ぶこともあるらしい。

香りの変化、超初心者版

「香水」という一つの単位で考えてしまうと少々イメージし辛いかも知れないので、「複数の香料をブレンドしたもの」と考えてみよう。
それぞれに成分が違い、当然に香りも違う。
人工的に合成されたものか自然由来か、動物性か植物性かなど様々で、その成分によって飛びやすさというか香りが立つ早さが異なる。

そのような事情で香水はつけてから時間経過で香りが変化するのだが、おおまか三段階で表現される。
つけてから30分程度までをトップノート、2時間程度までをミドルノート、以降香りが消えるまでをラストノートと呼ぶ。
言うまでもなくつけた直後が一番匂いが強く、以降香りが弱くなっていくわけだが、トップノートのうち特に早い段階ではアルコールの匂いも出てしまう段階のよう。

ミドルノートが最も香り豊かでバランスの良い段階のようで、基本的にミドルノートをどこに持ってくるかということを意識して使うのだという。
例えばデートの時などは出かける前につけておき、ちょうど彼女と会うタイミングでミドルノートになるように、といった具合だろうか。
まぁ私はもうデートなんぞとは縁が無いが。

なお、トップノート、ミドルノート、ラストノートがそれぞれつけてからどの程度経過してからであるかは、これまたブランドにより異なる可能性があるのでご注意頂きたい。

香水の成分、超初心者版

多くは水、アルコール、香料で構成されるようだ。
なんでアルコールかというと、香料の中には水に溶けないモノもあるかららしいが、他にも人体に無害であること、香り立ちが良い(揮発するから?)など好ましい要素があるのだという。
だいたいは分量の比率的にアルコールが主成分ということになるのか。

香水をつける場所、超初心者版

香り立ちを考え、体温の高い箇所、血管が体表から近い箇所などが適しているようだ。
例としては手首、足首、膝の裏側など。
香りを長持ちさせたい場合は、上記の香りが立ちやすい箇所は避けるのが良いそう。首裏とかか?
また、香りは下から上へ広がっていくので、そのあたりを意識するなら体の中で比較的低い場所のほうが適している印象。
その他、上級者は目的やシーンに応じて腰や背中、肩などにも使う様子。

付け加えて、汗をかいている場合は汗を拭いてから使用するのが基本らしい。
匂いが混ざると良くないのだと。
まぁそりゃそうか。

他、衣類などに吹きかける場合、香料の成分によっては色移りなども懸念されるようなので、初心者は止めておくのが無難かも知れない。

香りの系統・分類、超初心者版

正直な話、頭がどうにかなりそうである。
まず香料からして無数にあるようだが、一つの香水には数十から数百もの香料が複雑にブレンドされているのだという。
それらはおおまかに系統・分類分けがされているのかな、と思ったらここでもまたブランドによってなのか何なのか分類の仕方が一定でない。ざっくり簡単に調べた限りでは何が正解なのか判らない。
まぁ腐ってばかりもいられないので、ひとまず少しずつでも紐解いてみようか。

シトラス 柑橘系。フレッシュな感じ(?)
グリーン ハーブ系。さわやかな感じ(?)
フローラル 花系。花。
オリエンタル 動物系。セクシーな感じ(?)
フゼア 樹脂、レザー系? これもセクシー寄りなのだとか。
シプレ 苔系。落ち着いた感じ(?)

他にもマリーンだのウッディだのスパイシーだのと色々あるようなのだが、ひとまず理解が追いつかないし実際に使ってみないとイメージし辛いのが正直なところ。

ここから先はとりあえず実際のブツを用意して、経験しながら理解を深める方が良いか。


NG行動、超初心者版

「それやったらアカンやつや~」ということ。
私は危ないところで二つやりそうだった。

香水をつけるべきでない場所

まず脇の下!
デオドラントと勘違いしているよ!
汗で蒸れるわ匂いが混ざるわ最悪だよ!
次に足の裏!
まぁおおむね同上だよ!
せっかくの匂いが台無しだよ!

流石の私もこれはやらなかったよ!

至近距離でプッシュ

パルファンだと「点」のイメージで正解なようだが、オードトワレの場合は「線」若しくは「面」で考えた方が良さそうだ。

上級者が何かしらの狙いがあってやるなら良いのかも知れないけど少なくとも初心者は止めた方がいいだろう。
離してプッシュするというか、ミスト状になった時に肌に当たるイメージにすれば良いのか?
濡らすのではなくまぶすというか。
オードトワレの場合はほとんどがスプレーするタイプなのでそのあたりの関係もありそう。

塗り広げる

はい、危ないところでした。
手首に至近からプッシュしてびちゃっとしてるから手首同士こすり合わせてー、なんならそのあと首筋にもこすりつけてー。

…高校の時クラスのチャラいヤツがやってたんだよ!

アラフォーにもなって高校の時の間違った知識に振り回されるとはまことにみっともない。
いや、違う、振り回されてない。
ギリギリ回避した。
大丈夫、大丈夫。

直射日光の当たる場所に放置

保管方法として。
温度湿度の変化は好ましくなく、光に関しては蛍光灯レベルでも避けるのが無難。
基本は冷暗所だと考えよう。
もっと気合いを入れるなら冷蔵庫も適しているとか。



まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。