知らないことをやってみるブログ

世の中には、知らないことが多すぎる。アラフォー妻子持ちがなんでもやってみようというブログ。

「Yシャツを着ない」という選択

昨今はクールビズだなんだと随分マシになったとは思うが、依然ビジネスシーンでの装いは古い慣習に満ち満ちております。
そういった中でなんですが、仕事と服装についてちょっと考えてみましょう。

いちおう申し上げておきますが、Yシャツを一切着ないということではありません。

Yシャツ、スーツについてどう思ってるか

皆さんにとってYシャツとは、スーツとはなんだろうか。
私にとっては「仕事中に嫌々仕方なく着るモノ」である。
それが好きだという方は全然構わないのだが、私にとっては余計な金のかかる消耗品レベルの認識だ。
昔付き合った女性でスーツが大好物の人がいて、仕事帰りにスーツのまま会うと色々とアツかったのだけど
着なくて済むならそれが一番良いと思っている。
まぁ仕事上そういうわけにもいかず、そのあたりはそんな仕事にしか就けない自分のせいなのだけども。

スーツに意味はあるのか

主観を抜きにすれば、ある。
私を含めた否定派に配慮するなら「一定の意味はある」ということになるか。
それは様式であり、記号であり、個性であり、好みであり、人により如何様にも姿を変える。

例えば、外見は人となりを判断する重要な指標である。
「人間は中身だよ」なんて綺麗事を言っても、通じないことはたくさんある。
スポーツジムのトレーナーがデブかマッチョかで説得力は同じだろうか。
例えばだが、そういうことなのだ。
ビジネスシーンで取引先の担当者が全身タイツかスーツかで、同じように商談が出来るのか。
だから「この人はちゃんとした人ですよ」という記号であったり、「おしゃれな人」という個性だったり、或いはスーツの男性にぐっとくるでも良い。
まるきり意味がないと言うつもりはないし、意味を見出す人を否定するつもりはない。
ただそれが絶対の正義・正解であるかと言えば、そんなことはないだろうと思うのだ。

社規・社則を確認しよう

キチンと制服があるような職場は別として、服装の規定なんて特に記載はないかも知れない。
私の職場にはなかった。
つまり「社旗社則の上では」勤務中の服装についてとやかく言われる筋合いはないと言える。
ただただ暗黙の了解としてYシャツにスーツなのだが、どういうわけか女子社員はそういった暗黙の了解がない。
これもまたおかしな話である。
会社は男女差別を黙認するのか。
まぁそんなような状況の中で、職場ではYシャツを着ているのが実情だったりする。

じゃあ「Yシャツを着ない」って何だよ

別に難しい話でも何でもなく。
出社時、そして退社時である。
本来勤務中の服装についてとやかく言われる筋合いはないのだ。いわんや出社時においておや、という話だ。
Tシャツでも何でも良いが、好きな服を着て家を出る。Yシャツはカバンにでも突っ込んでおけば良い。会社に着いたらYシャツに着替えて、帰るときはまた着替えて帰るのだ。終業後に用事があっても、気兼ねなく向かえる筈だ。

本当はスラックスも履き替えたいところだが、それは面倒臭さが先に立つので止めておいて。

必要な環境

職場に着いてYシャツに着替えた後、脱いだTシャツをどうするかという話になる。
ここが凄く大事なところであるが、ハンガーに掛けて吊しておける場所がどうしても必要になる。
特にこれからの季節、頭から水でもかぶったのかというくらい濡れているので乾かす必要があるし、キチンとファブリーズしておきたい。ていうか必須である。
そして、アナタ自身が汗臭い臭いをさせていないか気を付けたいものである。
昨今はスメルハラスメントなんてモノまであるようで、マナーとして求められるだろう。汗ふきシートでも制汗スプレーでも香水でも良いが、周りの迷惑にならないようにしたいものだ。

まわりから外れた事をする場合、当たり前だがまわりと同じようには見て貰えない。
そういった「違う風に見られる」ということも覚えておかなければならないと思う。



まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。