「ランニング」をしないという選択

有酸素運動編ということで。
念の為にここでも申し上げておくと、運動をしないということではありません。
私は現状ゆるいボディメイクの留めていますのでその前提で参ります。

ランニングではなく◯◯

まぁもったいつけるようなことでもない。
ウォーキングである。
ありきたりだと思うよね。
分かる分かる。
ただ『「筋トレ」をしないという選択』でも触れたが、継続すること、日常のルーティンに取り込むことに重きを置けばそこまで悪手でもないと私は思う。
毎日◯kmランニングする？
それも良いと思います。
でも私は続かなかったし、続かないヤツを何人も見てきた。
そういう人たちを「根性がない」と評する人もいるでしょう。
「いや、俺はやるんだ！」と発奮するのも良いでしょう。
けど「続かない自分」を一回受け入れてみたらどうでしょう。
受け入れてから「じゃあどうしよう」を考えてみては。
私にとってはたまたまそれがウォーキングでした。

いつやるの？

これもありきたりで申し訳ないですが。
普段より一駅手前で降りるってヤツですよ。
仕事に行くとき、学校に行くとき、友達と遊びに行くとき、買い物に行くとき。
ほんの少しだけ余分に歩いてみる。
日常の移動に対する＋αとしてルーティンに取り込みやすいと思います。
あとね、

一駅じゃなくても良いんだよ？

自分の好きで良いじゃない。
一駅でも二駅でも。
オススメは30分程度の距離でしょうか。
普段と違った景色、新しいお店の発見、色々な楽しみにも繋がると思いますよ。
先ほど日常の移動＋αと言いましたが、それは時間という意味でも同じ事が言えます。
ウォーキング、ランニングのためだけの時間を30分個別に確保しなくて良いというのはポイントの一つだと思います。

消費カロリーってどうよ？

私の現在の体重約70kg、30分で計算すると
ウォーキングでは110 kcal
ランニングでは300kcal
となるようです。
※速度、算出法などにより異なります。

これを多いと見るか少ないと見るかはそれぞれでしょうが、私は走るのあまり好きじゃないんで30分も走らされてその程度ならウォーキングでいいやとなります。

ランニングの効果

誤解のないようにしておきたいが、ランニングは十分な効果がある運動だ。言うまでもなく。
同じ距離、同じ時間で比較するならウォーキングより消費カロリーは多いし、心肺系や筋肉の強化もウォーキングより効率が良いといえるだろう。
そういったことを目的として短期で結果を出したいならそれも良いだろう。
ただそこには落とし穴もある。

運動としての強度が高い=◯◯も多く必要

何が必要か、言うまでもない。
エネルギーである。
そのため長時間走るなら事前にエネルギーがいる。
乱暴に言えば「走るために食え」という話になる。
減量としてのランニングはここに強烈なジレンマがあると私は思う。
また、ランニングによって食欲も大変増進する。
学生時代、プールの授業があるとめっちゃお腹空きませんでした？
あれと感覚は近いです。

ランニングモラルハザード

要するに「今日はたくさん走ったからラーメン食べちゃお」の状態である。
これはランニングによって増進した食欲に対する甘い甘い誘惑だ。
これに抗うことは非常に強い精神力がいる。
私は自信がない。

こういった色々な事情により、減量に対する手段としてはランニングはデメリットもあると考える。

継続することが大切

以前も書いたが、効率の良いあるいは強度の高い運動をキチンと続けられるならそれで良いのである。
でもそれが続かないんだったらアカンのではないのかと。
効率が悪くても、強度が低い運動でも、まずは継続することである。
それが力になる。

まぁあれこれ言ったものの、自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。