トランプマジック出来るかな

トランプを使った簡単な手品なんかが出来るようになると、子供達と遊ぶ時にいいかなと思ったのである。
先日いちばん上の子に覚えたての簡単なものを披露したら、これがなかなかに喜んでくれた。
じゃあもう少しレベルを上げようかな？となったら、さすがにトランプの扱いなどもちょっとくらいは身に付けないといけないかと、初歩の初歩からやってみる。
いやぁ、難しい。

簡単な用語

とりあえずトランプ各部の呼び方から。
簡単な、とは言うものの私は一つも知りませんでした。
まず、一組のトランプ全体の束をデックというそうです。
デックのいちばん上(絵柄の見えてない側)のカードがトップ、いちばん底(絵柄が見える側)がボトム。
そしてトランプの長辺がサイド、短辺がエンドとなります。

基本の持ち方

何かマジック界隈ではこういうのが基本の持ち方のようです。
個人的にですが、状況に応じてデック全体をキチンと持ったり、逆に柔らかく持ったり、一部の指を離したりといった使い分けが難しいです。
滑らかに出来ない。
まぁ素人がいきなりすっと出来たら変でしょうけども。

色々な配り方

カードを配るのをディールと言うそうなんですが、一先ず基本のディール

親指でトップのカードを押し出すようにして左手で取る。
私は押し出したりしないで漠然と左手で取ってました。
しかし、手品のための技術としては他にも色々なディールがあるようなんですね。

セカンドディール

親指でトップのカードを押し出したら、その下のカードをしれっと取る。
ジョジョの奇妙な冒険第三部、ダービー兄戦でおなじみのアレです。
難しいです。
流れの中でスピーディーにやろうとすると、なんか勢い余って３枚目とか４枚目も取っちゃったりして。
多分人差し指で余計なカードを取らないように補助するんだと思うんですが、上手くいかないんですよね。
で、これはいったい何のための技術やねんというと、トップのカードが何かを把握している前提で、そのカードを任意のタイミングでディールすることが出来るからなんですね。

ボトムディール

個人的にはこちらの方が簡単でした。
これについては後で超初心者向きの方法も書きますね。
まずデックを持つ手は柔らかめに、

人差し指を外しまして、

こうですね。
こちらもセカンドディールと同じでボトムのカードを把握している前提で、任意のカードを好きな時に出せるのですね。
セカンドディールと合わせて身に付けると色々と幅が広がりそうですね。

「超」初心者のためのボトムディール

これは私が誰に教えられるでもなく十年以上前から自然とやっていた(出来ていた)やり方なので、「超」初心者向き、簡単単純な方法です。
左手でカードを持つところまでは通常と同じですが、右手を

このように手の平でトップを覆うようにして下さい。
そしてトップからのディールは

このようにします。
ボトムディールの場合は

このようにします。
なにしろデック自体もディールするカードも最大限隠していくやり方ですので、ディールの寸前にちょっとだけカードをずらすなどすれば楽勝ですし、基本相手から見えないようにしてるのでバレにくいです。
超簡単ですし、仲間内で遊びでやっている範囲では１回もバレませんでしたよ。

まぁあれこれ言ったものの、自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。
あとバレても自己責任でね。