自分の家の家紋分かるかな
アナタの家の家紋は何ですか?
有名な武将の子孫だ、なんて方は勿論
「いや、ウチはそんな大した家系じゃないから」
なんて方も、ご両親或いはご親戚に聞いてみては如何でしょうか。
意外な発見があるかも知れませんよ。
家紋の歴史、超初心者版
家紋は平安時代に公家に用いられ始め、その後武家も用いるようになったとか。
しかしながら江戸時代に入ると庶民の間でも広く使われるようになったようです。
「ウチは武士の家系じゃなかったよ」なんて方も普通に家紋があるかも知れませんよ。
我が家の場合は「中輪に木瓜」※「丸に木瓜」とも
家紋を調べる方法、超初心者版
自分の家の家紋が分からない。
そんなアナタ、諦めるのはまだ早い。
特別複雑な方法でもなく、しかしそれなりに期待値の高い方法がある。
墓石である。
墓石に家紋が刻まれているケースは多い。
後は墓に限らず代々受け継いでいるモノがあるならそれを確認するのも一つの方法だ。
江戸時代くらいから家紋が墓石に刻まれるケースが増えてきたようだが、それ以外では着物や持ち物に用いる事が多かったようだ。
まぁそもそも家紋がないという場合もあるので、分からないなら分からないで「ウチは家紋がないのかな」で割り切るのも考え方だ。
勿論とことん調べたいなら納得いくまで調べれば良い。
最後の手段
どんなに調べても分からない、或いは家紋がないことが判明した。
でもいいなぁ、家紋。欲しいなぁという気持ちがある。
そんな時は最後の手段である。
アナタの代で、新たに家紋を設定するのだ。
家紋は法律では特段縛られていないので、作っちゃって良い。
まぁ家族の理解が得られていないと冷ややかな対応をされるかも知れないが。
いちおう念の為
商標登録されているかどうかは確認した方が良いかも知れない。
家紋に関して特段法律で縛られていないと申し上げたが、縛られていないせいで商標登録出来るようだ。
そして商標登録されてしまうと、特許だなんだと言う話が介在する余地がある。
普通に家紋として用いる程度のことなら大丈夫なんじゃないかとは思うが。
まぁなんかあったら自己責任で。
その家紋、残す?
さて家紋が分かったら、或いは作ったら、アナタはそれをどうしたいだろうか。
子供達に、次の世代に大切に受け継いでいって欲しいと思うなら、教えたり形に残したり、どうするべきか考えなければならないだろう。
「別にどっちでも良い、なるようにしかならん」というアナタ、何代か後にアナタと同じように家紋を知りたいと思う人のためにちょっとしたヒントだけでも残すというのも粋かも知れません。
まぁあれこれ言ったものの、自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。