嘘松の種
どうも、大人迷子です。
昔トリビアの泉って番組で「トリビアの種」というコーナーがあって結構好きだった。
同番組によるとトリビアとは無駄知識であり、まぁ雑学的なことなのであるが、トリビアの種は視聴者からの「◯◯◯だとどうなるか調べたらトリビアになりませんか?」という投稿を大真面目に検証(実験)するコーナーである。
それに倣って、突き詰めると「それ」になるようなものを◯◯の種と表現してみよう。
嘘松について 超初心者版
もともとはTwitterにおいて、おそ松さんアイコンで「おそ松さん似の人に会った」旨のツイートがあまりにも嘘臭かった事に端を発するようだ。
ここのところはだいぶ定義が緩くなり「嘘臭い内容を実体験のように話す」という程度のイメージだ。基本的にはネットスラングなので誰にでも当たり前に通じると思ってはいけない。(自戒)
見た瞬間明らかに嘘と分かるものや「ありえなくもないかな」というものまで、程度は様々である。
嘘松の構成 超初心者版
基本的には
・あり得ない人がいる。
・あり得ないことが起こる。
・(自分または周囲が)あり得ないリアクションをする。
のどれかまたは複数の組み合わせなのだが、他には
・ちょっと待って
・聞いて
・やばい
・今◯◯いるんだけど
・スタンディングオベーション
・見ず知らずの人と意気投合
・(何故か)ホモ多め
など様々な様式がある。
まぁ、私Twitterやってないからまとめサイト準拠の情報なんですけど。
まぁ作り話なのか実話なのか、おおむね実話だけど盛っちゃったのかは定かではないが、好きでツイートしてるヤツがいて、好きでいいねしたりリツイートしたりしてる分には特別問題ないとは思います。
嘘松の種
さて、昨日の話である。
電車で乗り換える際、私から見える位置に男子高校生(?)が2名おりまして。
ひよっとしたら階段の陰の死角にあと1人2人いたかも知れませんが。
片方がもう片方の髪の毛をグルーミングするようにいじくり回しておったんですね。
乗換のためにそのまま通り過ぎて目撃したのは1~2秒でしたので、延々とグルーミングしているうちの一瞬を目撃したのかそれともたまたま「そう」見える奇跡の一瞬だったのかは分かりませんが、なんか凄く「嘘松感」がありました。
嗚呼、この種を蒔いて大切に大切に育てると大輪の嘘松が咲くのかなと思うと、世に溢れる嘘松も一から十まで嘘ってワケでもないのかなぁとか思うワケですね。
これって嘘松になりますか
今駅のホームに下りたら男子高校生がお互いに愛おしそうに髪の毛をグルーミングしていて、近くで微笑ましそうにそれを見ていたお姉さんと目が合って固い握手を交わした。
……難しいな。
まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。