序・瞑想出来るかな

どうも、大人迷子です。

備忘録に入れていた中から瞑想を引っ張り出してみようかと思った次第です。
とは言え「使用者単体のHPが回復すんねん(DQ5並感)」みたいなわけにはいかないので、まずは基礎知識から始めようかと思うわけだ。
……思っていたより難航した。

そもそも、瞑想って何さ？

恥ずかしながら、今回はこの段階でつまづいた。

いや、いいね。このみっともなく迷走する感じ。これこそこのブログの本質だと思う。

…まぁそれはそれとしてなんでつまづいたのか。
いちいち書いてあることが違うんですな、これが。
本屋に行ってみるわけですよ。
タイトルに「瞑想」とある書籍は単独のコーナーがなく、「マインドフルネス」関係の書籍とまとめてある印象です。
うん、マインドフルネスもよく聞く。
じゃあ何が違うんだろうって思うよね。

書いてあることが違う。

違うものとして扱う場合と区別せず扱う場合、マインドフルネスを瞑想の1種(内包されている)のように扱うものもある。店頭で何冊かパラパラめくってみて、見れば見るほど混乱しそうである。

助けてGoogle先生！

調べてみたわけです。

大　失　敗

瞑想とマインドフルネスに加えてヨガと坐禅まで加わってますます混乱しそうだ。
いや、そりゃね。
ネットの海は広大であることは分かっちゃいましたよ。
まずここを自分なりに(飽くまで自分なりに)噛み砕くのが最初のステップになりそうである。

瞑想について

繰り返しになるが、書いてあることが違う。
ので、「今回はこういう方向性でやります」というくらいの意味で捉えて頂きたい。
その道に詳しい方は「違うぞ、けしからん」と思う向きもあるかも知れないが、何も知らない初心者の足掻きとしてご容赦願いたい。

ざっくりとした理解として、瞑想とは心を整えるための手法・精神統一であるという印象だ。

そしてそのための方法論としてヨガ、坐禅、マインドフルネスがある。
個人的な印象としてはヨガとマインドフルネスは手段で、坐禅はそれ自体が目的のように感じられた。

ヨガについて

ヨガというと最近はフィットネスに取り入れられているなど、様々な広がりを見せているように思う。
素人目線ではどうしても色々なポーズであるとか呼吸がイメージされやすいだろうが、それは本質ではない。勿論腕は伸びないし火も吹かない。
そもそもの本質は瞑想、つまり心を整える、ではないだろうか。

さて、フィットネスに採り入れられる過程で実にカジュアルになったというか、削ぎ落とされた要素があるように思う。
すなわち真理に目覚め自然と融和するような精神性である。
ヨガは瞑想のための方法論ではあるが、同時に真理に到達するための手段として発生・発達したように感じる。

個人的に、カジュアル化されたフィットネスヨガでない「本場の方たち」は修行者のようなイメージになるのだが、そのあたりの精神性・目的がそうさせるのかも知れない。

マインドフルネスについて

「禅をルーツにしている」というふうに扱われることが多い印象。
それが欧米に渡り、精神集中の手法として独自の進化を遂げ、近年再び日本に戻ってきたと言うところか。

やり方としても考え方としても禅に似たところもあり、どちらかというと仏教的な流れを汲むヴィパッサナー瞑想に近いという。

禅と、というかヨガとも異なる要素として、マインドフルネスはその先にある集中力の向上だとかストレスの軽減をより求める部分があると思う。

他意はないので誤解しないで欲しいが非常に欧米的というか、マインドフルネスによるメリット・恩恵を享受することにポジティブなのであり、同時に目的でもある。

故に、マインドフルネスはそのための「手段」ということになる。

ある意味でヨガの精神性をゴリゴリに削ぎ落としたと言えなくもないし、その結果「カジュアル化したヨガ」に似たところが見いだせるのが面白くもあるか。

禅について

坐禅というと座ってするもの、というニュアンスになりそうなので禅に改めさせて頂くが、禅はそれ自体が目的という印象だ。

概念的な部分を上手く説明できる自信がないのだが、自己を手放し「無(空か？)」に到達する過程・心の姿勢が禅であろうか。

個人的なイメージとしてヨガの到達点が外にあるのに対して禅の到達点は内にある。
その違いの本質は「在り方」ではなかろうか。
結果として外に向かうかとかそういう事はさておいて、身の置き所心の在り方は内に求めていると言ったら良いのか……上手く表現できないモンだな。

結局、どれやるの？

瞑想(禅)ということでいこうかと思います。
まぁブログの方針として「やってみる」というあたりそれ自体が目的としての瞑想ということで。
そういう意味の目的と違うぞ、ってな話になりそうですが。

また、いい歳して道に迷った現状を踏まえて、マインドフルネスで成果を求めるというよりも自己の在り方を見つめる禅の方が良いのではないかと。

まぁどうなるか分かりませんがぼちぼち初めていきましょうか。

まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。