サソリ食えるかな ～シリーズ雑食03

どうも、大人迷子です。

突然3から始まった感のあるシリーズ雑食ですが、一応ザリガニとホビロンがそれぞれ1と2に相当する前提のナンバリングになります。
今回はサソリでいってみましょう。

※画像があるので苦手な方はバック推奨。

そもそも昆虫食って？　超初心者版

大多数の日本人的な感覚ではかなりハードルの高いものだと思うが、世界的に見ると50以上の国で数百にわたる種類の虫が食べられているという。
日本においても蜂の子やイナゴなどが食されている地域があり、先入観を抜きにすれば立派な食糧であると言える。

昆虫は優秀なタンパク源であるとともに低脂質でビタミン・ミネラルも豊富な栄養食としての側面を持ち、またタンパク質あたりの飼育効率が牛や豚などの家畜と比べて格段に優れているという。

2013年にはFAO(国連食糧農業機関)が昆虫食を推奨する報告書を発表したようで、食糧危機の解決策の1つとして、また未来の食糧として存在感が増しているとのこと。

昆虫食が食べられるのは？

昆虫食というか雑食界隈では高田馬場にある「米とサーカス」というお店が実に幅広い食材を揃えているようである。他にも都内で探せばそこそこある。
が、二の足を踏む。

ザリガニとホビロンのごとき経験値でのこのこと足を踏み入れて良い世界なのだろうか。

と言うかぶっちゃけちょっと怖い。

ただでさえ未知の食材を相手にするというのにアウェイでなんて震える。
ザリガニにしろホビロンにしろ文字通りホームだから良かったんであって、初見でアウェイは正直まだ自信がない。

そう言うわけで何とかホームの土俵に引っ張ってきたいが、この場合Amazonが良いのだろうか？

なんて思っていたらありましたよー！！

自動販売機でテイクアウト可能な場所がー！！

自販機で買える時代

そいつは秋葉原にあった。
さすが秋葉原。
らーめん缶の時もおでん缶の時も、僕たちオタクに勇気を与えてくれる。
今は道(オタ道)を外れてしまったアラフォーにも優しい街、秋葉原。

そんな感慨はここまでにして自販機である。

……ピンクか。
こんなポップな感じなんだな。

ラフィーネ秋葉原という店の前にある。
ラインナップはサソリ、コオロギ、スーパーワーム、カイコ、オケラ、サゴワームとあとなんだっけな……
粉末にしてプロテインバーに練り込んだような原形をとどめない商品もあったが、そんなモンに用はない。
ホーム(自宅)で勝負できるなら攻めてやる！！

早速サソリをお買い上げ。
隣でタピオカ売ってた店員さんによるとサソリは一番人気で売り切れのことも多いという。
ラッキーだった。

なお、千葉方面では「千葉鑑定団八千代店」のアミューズメントコーナーにも昆虫食があるというが、こちらはクレーンの景品のようなのでゲットするには運が必要かも？

開封の儀

さて、ホビロンの時と同様、まずは子供達が寝静まるのを待つ。

パッケージは自販機に負けず劣らずポップな感じ。

裏面はこんな。
原材料はアーマーテイルスコーピオンと塩のみ。潔いですね。
それはそれとしてアーマーテイルスコーピオンってなんかカッコいい名前だな。

開封するとこう。
乾燥剤と一緒にパウチされたものがプラスチック容器に入っている。思ったよりガチガチに梱包されているなぁ。

そして実際のブツがこちら。

何よりもまず思ったのが「小さい」だった。
全長2cm程のモノが2つである。ちょっとこれは拍子抜け。

なんというか、恐怖感が足らない。

あと出来ればハサミ部分がもう少し主張してて欲しかった。

そして実食

サイズ感のせいか何の感慨もなくためらいもなく普通に食べた。

食感はエビのシッポみたいかな？と思ったけどそれよりもう少し柔い感じ。ちょっと湿気ったイメージと言えば伝わるだろうか。
そして肝心の味なのだが、正直に言えば

判らない

これもサイズ感のせいだと思うのだが、噛んでたら無くなるみたいな状態で味を楽しむ余裕がない。
別にエビ風味も感じなかったし、強いて言えばほのかなエグみがあった気がする程度。

ホビロンの時と同様、特別美味いわけでもなく、ネタになるほど不味くもない。

これは切り替えて他にいけということなのか、それなりのサイズを求めるべきなのか。
それとも本場に行かないとダメなのか。

まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。