知らないことをやってみるブログ

世の中には、知らないことが多すぎる。アラフォー妻子持ちがなんでもやってみようというブログ。

子供と週刊少年ジャンプ

一番上の子がジャンプを読むようになった。
まだ毎月決まった額の小遣いをあげているというわけではないので親が買ってやるわけだが、自分の子供の頃のことも含めて色々と考えるわけである。

漫画を読むと馬鹿になる

流石に今では随分少なくなったと思うが、漫画を良くないモノと見做す考え方がある。
飽くまで体感としてだが、アニメやゲームに対してと同様に昔は随分風当たりがキツかったと思う。
それはまず親からかも知れないし、成長するにつれ友達から、あるいは世間からどのように見られるかということを、体験し、学ぶと思う。良くも悪くも。
それぞれに考え方もあるだろうが、私は自分の親が比較的寛容だったせいもあって肯定派である。

漫画から得るもの

例えば私は、ジャンプを読むときは隅々まで、それこそ読者の投稿コーナーまで読んでいた。
その結果として、子供のころは年齢の割に妙に語彙が豊富だったと思う。
ウチの母親などは「おたくのお子さん凄く色んな言葉を知ってますよね。普段どんな本を読んでいるんですか?」と聞かれて随分困ったそうだ。
まさかジャンプしか読んでないとは言えなかったのだろう。
結局漫画だろうが何だろうが「それをどう扱うか」によってインプットの仕方が全然違うだろう。
そしてそれに対してどのようにアウトプットするのかも人それぞれだ。
例えの作品が古くて恐縮だが、タッチやキャプテン翼を読んで野球やサッカーを始めるヤツだっているだろうし、ひょっとしたらプロになったヤツもいるかも知れない。一方で全巻読み終えても野球のルールすら理解しようとしないヤツもいるだろう。
漫画で読んだ知識を得意げに披露して、それが間違っていて赤っ恥をかくかも知れない。それが悔しくて必死に勉強するかも知れない。

同じ人間なんていないのだから、漫画から得るものもそれぞれなのだ。
それは質・量どちらも同じだと思う。

なんで隠す?

なんでまぁ子供がジャンプを読むなら読めば良いわけだ。
何かを得るならそれもよし、何も得ないならそのうち読まなくなるかも知らん。
とりあえず目当てはワンピースのようだが、Dr.STONEなんかを読んで科学に興味を持ってくれるならそれも良いかも知れない。

※具体的な作品名出てきたのでお解りでしょうが、なんだかんだ親も読んでます。

それは良いんだけど、少し気になる事がある。
何かジャンプを「立てて」読んでいるというか、どのページを読んでいるか悟られないようにしようとするような不自然さがある。
案の定、読んでいるところを覗き込もうとすると隠す。
おやー?とは思ったがこの場は黙っておくことにして、何食わぬ顔で何色のページを読んでいるか探った。
週刊少年ジャンプは一定のページ数毎に印刷している紙の色が違ってたりするのだ。
だいたいあたりをつけたら翌朝子供が寝ている間に確認というわけだ。

…端的に申し上げるとちょっとHなヤツでした。

そうか、そんなのが気になる年頃になったのか。
そしてそれを読んでいるのを知られたくないと気にするようになったか。
まぁジャンプに載っている以上そう目くじらをたてる程の描写ではない。
思い返せば自分にも覚えがある。
このくらいは黙認して良いだろう。

避けるべき作品かどうか

子供の成長に合わせて、不適切な漫画だと思うなら遠ざけるてやる。それは親の役目だと思う。
例えば性にしろ暴力にしろ、ウチの子の年齢なら青年誌はNGにしておくのが適当ではないか。いちおう念の為漫画版バトルロワイヤルは屋根裏に隠してある。
まぁそんなモンは漫画に限った話ではないが。
そういうモノを、親の目をかいくぐってまで見るというのならそれはそれで一つの成長だと思うし、バレたら怒られるという経験をしてじゃあバレないように読もうってのも然りかも知らん。



親として、子供の成長に合わせて色々な経験をさせてもらって、時には親としてどう対処するのか考えることもある。
これから子供が思春期になると色々なことを考えて、悩んで、対処するとこになるんだろうな。

なんてなことを考えるきっかけが週刊少年ジャンプ
いや、たまたまだ。たまたま。
断じて私の頭の中身がその程度と言うことではない。
たぶん。