ハメドるについて
最初にお断りしておきますがエロい話は致しませんので、それを期待してた方は回れ右でも大丈夫です。
どうも、DT の気持ちを忘れない男、大人迷子です。
今日はちょっとゲームの話をしましょうか。
ファイナルファンタジー(以下FF)シリーズの外伝的作品、ファイナルファンタジータクティクスについてです。
ファイナルファンタジータクティクスの思い出
スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたPlayStation用のシミュレーションRPGで、調べてみると1997年発売。
もう22年も前になる。
個人的には懐ゲーの域であるが、その後PSPやスマホ向けに移植されており、Android版は2013年らしいので世代によっては印象が違うか。
冒頭でも触れたとおり(というか言うまでもなく)FFシリーズの一つで、ナンバリングでないせいか色々と特徴的な作品であった。
ストーリー
シミュレーションRPGという時点でFFシリーズとしては異色であるが、ストーリーについても非常に毛色が違ったと思う。
導入と結びは、歴史学者がかつての史実の裏にある事実を解き明かす風だったように記憶しているが、基本的にはプレイヤーは主人公ラムザの視点で物語を追うのがメインとなる。
かつてあった「獅子戦争」という、まぁ人間同士の争いを主軸に、序盤における仲間(離脱する)が歴史の表舞台で英雄となる一方で、主人公は戦争の裏にある魔物達の陰謀に人知れず立ち向かう。
戦争やそれを取り巻く問題、身分の違い、貧富の差など「人間同士であるからこそ」のドロドロとしたやりとりが描かれる、全体的に中々重厚な作品かと思う。
名台詞
前述の通りFFシリーズとしては異色であるので、名台詞として名高いものには他と少々趣の違うものが見られる。
『家畜に神はいないッ!』
などはその好例であろう。
あと個人的には
『努力はしている!』
もポイントが高い。
黒本
実は攻略本も語り草である。
その黒い表紙から「黒本」などと呼ばれるその攻略本は、非常に問題のあるモノだった。
それも
『この先は君自身の目で確かめよう!』
とかヌルいモノではない。
絶対に盗めないアイテムを
『小数点以下の確率で盗める』
と記載するなど、様々な突っ込みどころがある様子。私はメンドクセーので盗もうとしなかったが、実際にこの記載に踊らされた人からすればたまったものではあるまい。
実は個人的にはこの攻略本は好きだった。
初心者救済のチートキャラであるオルランドゥについての説明で「敵もゲームバランスも粉砕する」と書いてあるなど、味わい深い記載が多かった印象。
システム
繰り返しになるがシミュレーションRPGであり、流れ的にはタクティクスオウガとかの系譜なのだろう。そちらは未プレイなので詳しくは分からないのだが。
その他、キャラクター育成などはFFシリーズでは5のシステムに近いと言える。ジョブというドラクエで言うところの転職システム加え、ジョブ毎の多彩なアビリティは戦略の幅を広げてくれるだろう。
さて、他のゲームで言うところの特技やスキルに相当するアビリティであるが、ちょっと印象的な名称のアビリティがある。
そのアビリティの名前は
『ハメドる』
という。
ハメドる
ハメドるについて簡単に言うなら、カウンタースキルである。詳細な条件は割愛するが、敵の物理攻撃に対して反撃を行うもので、成功すればこちらはノーダメージである。
こんな私にもウブだった時代というのはあって、その当時はいわゆるゲーム用語における「ハメ」に由来するネーミングだと思っていた。
確かに条件さえ揃えば相手の攻撃がノーダメージで、こちらからのカウンターダメージだけ入るとなればハメだと言っても良かろう。
しかしながら、大人になるにつれて段々と心が汚れていくのはある程度仕方ないことであり、いつしかすっかり卑猥な言葉にしか見えなくなってしまったのである。
22年目の真実
ご存知の方からすれば「何を今さら」という話なのだろうが、このハメドるについて、その由来となる説を目にした。
曰く
に由来するというのだ。
ともにカウンターでパンチを当てるスタイルを使ったという。
なるほどである。
だけがカタカナであることに今更気が付いた。
確かにそう考えた方がゲーム用語の「ハメ」由来よりしっくりくる。だってそれだと由来だと「ドる」の部分がなんかよく分かんなくなるし。
あぁそうか。
私はすっかり心が汚れてしまっていた。
何でもかんでも下ネタに結びつけるのは良くない。
でも良かった、本当の意味・由来が分かった。
これからは心置きなく「ハメドる」と言えるんじゃないかな。
うん、まぁ言う機会はないんだけども。
はてなブックマークのコメント
ぐり(id:greengym)さん
まぁ日中はともかく夜間がどうかなぁとは思いますが、とりあえず試してみようかと。
日を当てるのも考えると室内だと何処に置こうかというのもありますし。