マホウノコトバ
ドラゴンボールの魔神ブウ編でヤコンっていたじゃないですか。光を吸い取るヤツで、悟空がSS2になった瞬間弾け飛んだアレです。
私アレはずっとヤーコン(そういう野菜がある。食ったことはないが)から来てるんだと思ってたんですが「テクマクマヤコン」が由来だと知って雷に打たれたような衝撃でした。
どうも、30歳まで待てなかったばっかりに魔法が使えない男、大人迷子です。
前述のヤコンがテクマクマヤコンからきているなら、チチンプイプイ、アブラカダブラ、ビビデバビデブーと魔法の言葉由来で統一されているわけで、むしろ今まで気付かなかった私がマヌケなのである。
いちドラゴンボール好きとして恥ずかしい。
そんなようなこともあったので、折角だからそんな魔法の言葉について書いてみたい。
テクマクマヤコンについて 超初心者版
ひみつのアッコちゃんに登場する呪文で、変身するときに使われるという。
なお、元に戻る時は「ラミパスラミパスルルルルルー」である。
テクマクマヤコンは「テクニカルマジカル(マジック)マイコンパクト」からきているのだとか。
ちなみにラミパスラミパスルルルルルーはスーパーミラーの逆である。
ドラゴンボールにおいてはヤコンは前述の通りとして、ラミパスラミパスルルルルルーは何も使用されなかった。さすがに露骨すぎたのだろうか。
ビビデバビデブーについて 超初心者版
言うまでもなくシンデレラ(の劇中の歌?)からであるが、簡単に調べてみる限り特別意味はなさそうである。
ある意味その方が呪文っぽくはあるだろうか。
ドラゴンボールでは言わずもがな
ビビディ
邪悪な魔術師。魔神ブウを作った。ドラゴンボール劇中より遥か以前の時代に退治されており、登場しない。
バビディ
ビビディの子供。魔神ブウを復活させるが、最終的に魔神ブウの反乱により始末される。
ブウ
ビビディの作った魔神。善とか悪とか純粋悪とか別キャラとして扱われる複数の形態があるが、基本的に注釈がなければデブ(善)を指す。
と三分割でキャラの名前となっている。
チチンプイプイについて 超初心者版
日本において昔から言われるまじない言葉であり、基本的には子供向け。
語源は「知仁武勇御代の御宝」であるという説がある。
でまぁ私は学がねぇもんで意味が解らねーんですが、どうも徳川幕府三代将軍家光の乳母・春日局が幼き日の家光をあやした言葉だという。
(お前は)知力だの仁徳だの武力だの勇気だのを兼ね備えた徳川(幕府の治めるこの御代)の宝なんだから泣くなよ
ってな事らしい。
本当かどうかは知らんです。
ドラゴンボールでは
プイプイ
アブラカダブラについて 超初心者版
身も蓋もない話、由来は不明である。
古くは2世紀頃の書物に記載があるとのことだが、それ以上のことは様々な説、推測があるばかりで裏付けになる証拠などはないという。
個人的にちょっと面白いなと思ったのは、どっかの言語だとアバダケダブラになるらしい。
名前を言ってはいけないあの人が大好き?な呪文ではないか。
緊迫したあのシーンも肝心の呪文が「アブラカダブラー!」とかだったら妙な気分になるが、これは日本人特有の感覚なのだろうか。
…それとも私だけ?
ドラゴンボールでは
という名前でバビディの腹心として登場。
大物感を出していたが、クッキーにして食べられるという微妙な最期を遂げる。
何気ない言葉でも調べてみると色んな発見があるもんですね。