子供が楽しめる庭造り
一先ず向こう数年はこのままで良いかなぁと言うところまできたので節目として。
ここまでくるのには紆余曲折ありまして、その過程などを書いていこうかと。
エリアコンセプト
ウチの庭は大きく分けて
1,和室前
2,リビング前
で考え方を変えてます。
和室前はかなり早い段階で「石庭風」というコンセプトが固まっていたので話が早かったものの、リビング前は随分長いこと迷走を続けておりました。
というのも、和室前は和室からの景観・落ち着ける空間というコンセプトが明確で、それに沿って進めていたのですが、リビング前についてはそれが見えてなかった。
リビングからの景観を考えるのか、アウトドアリビングとして一体的に活用したいのか、庭でなにかをする目的で特化するのかetcetc...
結論とすれば「全部」で、リビング前のエリアをさらに四分割して考えました。
安全性
庭造りを進める過程で、庭木を撤去(抜根)しました。
理由は色々あったのですが、決定的なのがアシナガバチの巣が作られてしまったことです。
アシナガバチの巣はスズメバチなどのそれとは異なり耐水性があるので、ある程度条件さえ合えば庭木などにも巣を作るようなのです。
子供たちが庭で遊ぶことを考えるなら、当然好ましくないわけです。
庭木を撤去する関係上スペースに余裕ができたのも事実で、庭造りを考える上でこれも発想を変えるいいきっかけだった。
※今回あげた画像の中で「まだ庭木残ってんじゃねえか」と思う向きもあるとは思うが、一応市販品で蜂対策はしております。
メイン+サブ
まずウッドデッキを施工してリビングの延長としての空間を作った。
暑くなってきたのでシェードを付けてしまった関係上、多少見栄えがアレだが、これがリビング前のメインエリアだ。
そして
「実用と目隠し」の物置。これがないとお隣から丸見えである。
以前はここに庭木があったが、蜂対策の一環で撤去した。
「景観と食育」の家庭菜園+花壇。画像は地植えのきゅうりだが、他にプランターの枝豆やらやひまわりなどあれこれ植えている。
そして記事最初の画像「くつろぎと憩い」のテーブルスペースと、三つのサブエリアで構成する。
物置は使い勝手を考慮してウッドデッキ側の高さに合わせて、家庭菜園とテーブルスペースはウッドデッキより高さが下がるので、デッキ端部がちょうどイスとして機能する。
テーブルじゃないし、イスじゃない
記事最初のキノコと切り株だが、あれはもともとはテーブルじゃないしイスじゃない。
ただキノコをテーブル、切り株をイスにすると決めただけのことだ。
ホームセンターでそれぞれ「花台」という名目で売られていた。
が、だからって花台として使わなければいけないって誰が決めたのか。
仮に誰かが決めてたって、従う必要なんかどこにある?
だからあれはテーブルだし、イスだ。
まぁコスト的なことでいうなら、普通にテーブルとイスを買うより安い。
そしてコスト以外のことでいうなら子供受けが抜群であった。
子供たちは大喜びで、友達を庭に連れてきたがって非常にやかましかった。
うちの子が上2人女の子だったのも受けが良い要素の一つだったろうか。
◯◯ってどうやってつくられてるの?
子供たちがたびたび言うのである。
答えられる限りは答えるものの、たまにこっちが予想だにしないことを聞いてきて狼狽えることもある。
そういったことに対して、「野菜はこうして作られる」ということを実体験として体験するのに、家庭菜園は良いのではないかと思う。
種を蒔く段階では今ひとつだったリアクションを、芽が出てからは興味に変わったようだ。
誰に言われるでもなく観察記録をつけたりもしている。
子供の教育の助けになるなら、やって良かったのではないだろうか。
無事に収穫の出来るかどうか今から心配ではあるが。
まぁあれこれ言ったものの、自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。