知らないことをやってみるブログ

世の中には、知らないことが多すぎる。アラフォー妻子持ちがなんでもやってみようというブログ。

詳・スパルタンレース出来るかな 後編

〜前回までのあらすじ〜

なんとか最初の3km(高低差およそ600mの登り坂)をクリアし、ついに姿を現した障害を順調にクリアしていく大人迷子。
そんな中、突然技術的な内容を求められる11個目の障害「やり投げ」で初のペナルティを喫する。
たかがバーピーと甘く見ていたものの、序盤の登り坂が想定以上に足にきており、ふくらはぎと太ももとハムストリングを同時につりそうになる。
果たして無事にゴールすることが出来るのか。


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どうも、大人迷子です。

想定以上に長くなってしまいましたが、ようやく今回で最終でございます。
よろしければお付き合いください。


前編と中編

珍しく長くなってしまったので、一応前編と中編も。

前編:スタートまでの狼狽えっぷりと、序盤の登り坂について
otonamaigo.hatenablog.com

中編:残る登り坂と、中盤の障害物について
otonamaigo.hatenablog.com


足がぁぁ!!

どのくらいぶりか覚えていないが、激しく足がつりそうになる。
というか太ももやらハムストリングをつりそうになるのは初めての経験だ。
何処かがつらないようにしようとすると他の何処かがつりそうになる。

バーピーを中断し、つりそうな足を黙らせることに集中する。
結局30回連続ではこなせず、信じられないくらい休み休み行うことになった。
大幅なタイムロスであると共に、正直今回のあるゆる障害の中で最もつらく、過酷なものだったと断言できる。

次にバーピーを食らったらヤバいかも知れない。
焦りを感じながら、再び進む。

中盤の障害はこれがラストだったため、ここから先はしばり移動となる。
とはいえ下り坂。
登り坂でないのが非常に助かるが、とはいえ下手にスピードを出せば膝を痛めるかも知れない。
バーピーでのタイムロスは痛かったが、ここは焦らずゆっくり進む。

そして終盤戦

下り切ったら終盤戦一つ目の障害と、ゴールエリア付近が見えてくる。
そしてそこに、家族の姿を見た。
気分的にはずいぶん長いこと離れ離れだった気さえする。
愛する家族に手を振り、子供たちの声援を受け、げそげそにすり減ったメンタルは充実していく。
これならいける。
にやける顔を引き締めて、終盤戦に身を投じる。

障害物ちょこっと解説

前回同様、簡単な説明を交えながら。
今回分は便宜上、アスレチック系、自重系、パワー系の3つに分類したい。
※唯一の技術系だったやり投げ中盤戦で済ましているので。

A Frame Cargo

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アスレチック系。
中盤戦のVertical Cargoと概ね同じイメージだが、今回はその名の通りA型というか山形のフレームになっている。
後半戦一発目なので非常にチョロい難易度。

Sandbag Carry

パワー系。
文字通り砂の入った袋を運ぶ。曲がりくねった道なので何とも言えないがコース全長は50mくらい?急な傾斜ではないが、アップダウンもそこそこあり。
重さは40kgくらいだろうか。重さはともかく、スタート時点ではコース全長が読めないのが精神的に堪えるが。
ルール改正があったとのことで、肩や頭に乗せて運んでも良い。
前はダメだったのか。
パワー系の常で、女性は重さが違う様子。

Barb Wire Crawl 2

アスレチック系。
有刺鉄線の下をくぐっていく。有刺鉄線の高さは40cmくらいだろうか?
開催回によっては下が水たまりだったりするようだが、今回は乾いていた。
緩い登り坂で、足元の石が地味に痛い。

Dunk Wall

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アスレチック系。
壁の下をくぐる。
んだけどその「壁の下」がまるごと水たまり。深さは100〜120cmくらいだろうか。
汚れた水に潜ることに抵抗感がないならただの遊びレベル。

Bucket Carry

パワー系。
円筒形のバケツのようなものに砂利が入っており、それを運ぶ。
おおまかSandbag Carryと同じだが、こちらのほうが少し軽く、持ちやすい印象。

Plate Drag

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パワー系。
重りの入ったプレートを引いて、元通りに戻す。
座った状態で行う必要があり、登り坂なので少々キツイ。
引っ張るのが横方向なので重さがイマイチ分からなかった。

Inverted Wall

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自重系。
こちら側にオーバーハングした壁を登る。
取っ手があるのでラクチンだが、自重系の常で腕力と体重のバランスがキモか。

Multi-Ring

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自重系。
おおむねMonkey Barsと同じだが、こちらはつかまる部分が吊り革のようになっている。
固定されていない分ぐらぐらする。
ちなみに上半身裸なのが大人迷子である。

Fire Jump

アスレチック系。
ゴール手前に火が焚いてあって、その上を飛び越す。
実質障害ではない。

リザルトなど

クリア記念のメダルを貰って。

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みっともない体で申し訳ない。
体脂肪率12%くらいになってても脇腹の脂肪に苦労させられます。

タイムはざっくり一時間半程度。
今回はオープンといってタイムを競うカテゴリーではなかったけど、順位としては上位5%内には入っていました。

今回「スパルタンレース用の」トレーニングを一切していないので走りがネック(※普段走らないので)かと思っていましたが、序盤が実質登山だったのである意味助かったと言えなくもない。
恐らく平地だったらもっと順位が下がったと思う。

全体的な所見として、障害そのものはある筋トレしている人なら余裕なのではないかと思う。
同様に普段から走っている人ならスプリントの5kmは特に問題ないだろう。
双方をどの程度の水準で両立させるかがポイントなのだろう。多分。




まぁあれこれ言ったものの、皆さんは自分の好きにすりゃ良いと思います。
自分の人生なんだし。